Esc
メニュー
★ 人気のツール
年収の壁シミュレーター 手取り計算機 固定資産税シミュレーター BMI計算ツール 出産手当金計算機 ふるさと納税上限額計算機
カテゴリ
税金・年収 24本 法人・ビジネス 9本 法律・労働 23本 不動産 8本 投資・NISA 14本 育休・産休 5本 年金・老後 14本 健康・体型 6本 ライフイベント 13本 冠婚葬祭 10本 相続・贈与税 11本 ローン・金利 7本 固定資産税 4本 介護・老人ホーム 11本 保険 5本 車・交通費 5本 フリーランス 11本 ペット 8本 電気・光熱費 3本 事業者向け 2本 生活費・引越し 2本 投資・資産 3本 都市別 税金計算 4都市
このサイトについて 編集方針 お問い合わせ プライバシーポリシー
2026-05-27 時点の情報 | 公的一次ソースに基づき作成

2026年(令和8年)税制・社会保険
制度改正まとめ

基礎控除95万円・子育て支援金0.23%・防衛特別法人税4%・退職所得10年ルール・在職老齢年金65万円——2026年に施行・変更された主要制度を属性別に整理し、各計算ツールへ直結。

令和8年度対応 国税庁 No.1199・No.1410 財務省 令和8年度大綱
このページでわかること
  • 2026年施行の主要制度改正 6テーマの「何が・いつから・誰に・いくら影響するか」
  • 給与所得者 / 個人事業主 / 法人 / 年金受給者 の属性別 影響早見表
  • 各改正テーマに対応した計算ツールへの直結リンク
  • 「178万円の壁」「104万円特例」等の誤情報を整理した正確な解説

2026年 主要制度改正 タイムライン

施行日・対象者・改正前後を一覧で確認できます。

施行日 改正テーマ 対象者 主な変更内容
令和7年分〜 所得税 基礎控除引き上げ 全納税者 最大 48万円 → 95万円(合計所得132万円以下)
令和7年分〜 給与所得控除 引き上げ 給与所得者 最低保障 55万円 → 65万円(給与収入190万円以下)
2026年4月〜 子ども・子育て支援金 徴収開始 被用者保険加入者 支援金率 0.23%(労使折半・標準報酬月額30万円で月約345円)
2026年4月〜 在職老齢年金 基準額引き上げ 働く年金受給者 支給停止基準額 月51万円 → 月65万円
2026年4月〜 防衛特別法人税 開始 法人(中小は実質免税) 基準法人税額−500万円の 4% を付加税として課税
2026年1月〜 退職所得控除 通算ルール強化 iDeCo・退職金の両受取予定者 前年以前4年以内 → 前年以前9年以内(実質10年以上必要)
2026年10月〜 106万円の壁 月収賃金要件撤廃 週20時間以上のパート・アルバイト 月収8.8万円の加入要件が撤廃。週20時間・2ヶ月超要件は継続

出典: 国税庁 No.1199国税庁 No.1410財務省 令和8年度税制改正大綱厚生労働省こども家庭庁(2026-05-27確認)

2026年 あなたの手取り・負担はどう変わる?属性別早見表

以下の4属性に分けて、どの改正が影響するか・プラスかマイナスかを整理しました。

給与所得者(会社員・公務員・パート)

改正テーマ影響概要
基礎控除95万円・給与所得控除65万円 プラス 年収160万円以下なら所得税ゼロ。年収200〜400万円台の方は年末調整で還付。源泉徴収税額表の改訂は2027年1月以降
子ども・子育て支援金 0.23% マイナス 2026年5月支給給与から天引き開始(翌月徴収の場合)。標準報酬月額30万円で月約345円の負担増
106万円の壁 撤廃(2026年10月〜) 要確認 週20時間以上勤務で社会保険加入が必要になる場合あり。年収・勤務時間次第で手取り変動

個人事業主・フリーランス

改正テーマ影響概要
基礎控除95万円(令和7年分〜) プラス 合計所得132万円以下の個人事業主・副業者は基礎控除が最大95万円に。確定申告で節税効果が実感できる
退職所得控除 通算ルール強化(2026年1月〜) マイナス iDeCo一時金受取後9年以内に廃業・役員退職などで退職金を受け取ると控除が制限される場合あり

法人・中小企業経営者

改正テーマ影響概要
防衛特別法人税 4%(2026年4月〜) 中小は免税 基準法人税額が500万円超の法人のみ課税(超過分×4%)。中小法人(法人税納付額≦500万円)は実質免税
従業員への子ども・子育て支援金 徴収義務 マイナス 事業主も0.23%を折半負担(従業員1人あたり月約345円相当を会社も追加負担)

年金受給者・定年前後(50〜65歳)

改正テーマ影響概要
在職老齢年金 基準額65万円(2026年4月〜) プラス 働きながら年金を受け取る場合、月収+年金が65万円以下なら年金が全額支給される。従来の51万円から大幅に拡大
退職所得控除 通算ルール強化(2026年1月〜) マイナス iDeCo先受け取り→退職金の間が9年以内だと控除が減額。定年前にiDeCoを受け取った場合は特に注意が必要

① 所得税の基礎控除95万円・給与所得控除65万円(令和7年分〜)

いつから
令和7年分(2025年)・令和8年分(2026年)より適用済み
誰に影響
所得税を納める全ての個人。特にパート・副業者・低〜中所得層に恩恵
主な数値
  • 基礎控除: 最大 48万円 → 95万円(合計所得132万円以下の場合)
  • 給与所得控除の最低保障額: 55万円 → 65万円(給与収入190万円以下)
  • 所得税の非課税ライン(給与のみ): 103万円 → 160万円
月次への反映
2026年中は旧税額表で源泉徴収。差額は年末調整(または確定申告)で還付。月次手取りへの反映は2027年1月以降

基礎控除 段階逓減テーブル(令和7年分・令和8年分)

合計所得金額基礎控除額
132万円以下95万円(最大)
132万円超〜336万円以下88万円
336万円超〜489万円以下68万円
489万円超〜655万円以下63万円
655万円超〜2,350万円以下58万円
2,350万円超〜2,500万円以下段階的に減少
2,500万円超0円

出典: 国税庁 No.1199(令和7年分以降)

「178万円の壁」について
「年収178万円まで非課税」は国民民主党が2024年の議論で掲げた政治目標値です。令和8年度税制改正大綱(2025年12月26日閣議決定)では、物価連動型の基礎控除引き上げ仕組みが採用され、2026年度の実際の非課税ラインは160万円です(国税庁 No.1199・No.1410)。178万円の数値は確定していません。

② 子ども・子育て支援金 徴収開始(2026年4月〜)

いつから
2026年4月分保険料から徴収開始。給与天引きは翌月徴収の会社なら2026年5月支給分から
誰に影響
健康保険(協会けんぽ・健保組合)または共済組合に加入する被用者とその事業主
2026年度の支援金率
0.23%(労使折半。従業員0.115%+事業主0.115%)
今後のスケジュール
2027年度: 0.44% / 2028年度以降: 0.36%(段階的変更)

標準報酬月額別 月次負担額(従業員の負担額・2026年度)

標準報酬月額年収目安月額負担(従業員)
20万円約240万円約230円
30万円約360万円約345円
40万円約480万円約460円
50万円約600万円約575円
62万円(上限)約750万円〜約713円

出典: こども家庭庁 子ども・子育て支援金(2026-05-27確認)

③ 防衛特別法人税(2026年4月1日以後開始事業年度〜)

いつから
2026年4月1日以後に開始する事業年度から(3月決算なら2027年3月期から)
誰に影響
法人税を納める法人。基準法人税額が500万円以下の法人は実質免税
税率・計算式
(基準法人税額 − 500万円)× 4%
中小法人の扱い
法人税額が500万円以下なら控除後課税ゼロ。資本金1億円以下の多くの中小企業は実質免税
個人への防衛特別所得税は2027年1月〜
令和8年度税制改正大綱では、令和9年(2027年1月)以後の所得に対して所得税額の1%相当の「防衛特別所得税」の導入も決定されています。同時に復興特別所得税が2.1%から1.1%に引き下げられるため、2027年時点の実質的な新増税額は+1%-1%=ゼロ(ただし復興税の課税期間は10年延長)。個人の月次手取りへの影響は2027年1月以降の源泉徴収に反映されます。

④ 退職所得控除 通算ルール強化(2026年1月1日〜)

いつから
2026年1月1日以後に支払われる退職一時金から適用
誰に影響
iDeCo一時金と退職金を両方受け取る予定の方(特に60〜65歳)
改正前
前年以前4年以内に別の退職一時金がある場合に控除が制限(「5年ルール」と呼ばれた)
改正後
前年以前9年以内に別の退職一時金がある場合に控除が制限(「10年ルール」——10年以上空けると影響ゼロ)

iDeCo → 退職金の受取順・間隔別 影響早見表

iDeCo受取退職金受取間隔改正前改正後(2026年〜)
60歳65歳5年後影響なし控除制限あり
60歳70歳10年後影響なし影響なし
65歳65歳(同年)同年控除制限あり控除制限あり

退職金を先に受け取りiDeCoを後に受け取る逆順の場合は、従来通り19年ルールが適用されます(改正対象外)。

出典: 国税庁 No.1420 退職金と退職所得控除(2026-05-27確認)

⑤ 在職老齢年金 基準額65万円引き上げ(2026年4月〜)

いつから
2026年4月(令和8年度)から
誰に影響
65歳以上で老齢厚生年金を受給しながら働く方
改正前(令和7年度)
月収+老齢厚生年金の合計が51万円超で年金の一部が支給停止
改正後(令和8年度)
月収+老齢厚生年金の合計が65万円超で支給停止(14万円の基準引き上げ)
超過分の扱い
基準額を超えた金額の1/2が支給停止。手取りが減ることはない仕組み

出典: 厚生労働省 在職老齢年金制度の見直しについて(2026-05-27確認)

⑥ 106万円の壁 月収賃金要件撤廃(2026年10月〜)

いつから
2026年10月(予定)から
何が変わるか
社会保険加入の要件だった月収88,000円(年収106万円相当)の賃金要件が撤廃
残る要件
週の所定労働時間20時間以上・雇用見込み2ヶ月超・学生除外(継続)
影響
  • 週20時間以上勤務で月収が88,000円未満でも社会保険加入の対象になる可能性
  • 会社規模(101人以上要件)も撤廃方向
  • 手取りは初年度減少するが、将来の厚生年金受給額が増加
確定前の注意
本改正は現時点で実施が決定されていますが、施行規則の細部は2026年10月施行を確認後に更新します

よくある質問(FAQ)

2026年の税制改正で所得税の非課税ラインは何万円になりますか?
令和7年分(2025年)・令和8年分(2026年)から、給与所得のみの場合の所得税非課税ラインは160万円です。給与所得控除65万円(国税庁 No.1410)+基礎控除95万円(合計所得132万円以下・国税庁 No.1199)の合計です。「178万円の壁」は政治目標値で、実際には採用されていません。
月次の手取りはいつから変わりますか?
基礎控除・給与所得控除の引き上げ自体は令和7年分から適用されていますが、源泉徴収税額表の改訂は2027年1月以降の予定です。2025年・2026年中は旧税額表で源泉徴収され、差額は年末調整で還付されます。月次の手取りが増える実感は2027年1月給与から。
子ども・子育て支援金はいくら引かれますか?
2026年度の支援金率は0.23%(労使折半)です。従業員負担は標準報酬月額×0.115%。月収30万円(標準報酬30万円)の場合は月約345円です。2027年度は0.44%(月690円)、2028年度以降は0.36%(月540円)に変わります(出典: こども家庭庁)。
防衛特別法人税は中小企業にも影響しますか?
基準法人税額が500万円以下の法人は実質免税です。法人税額500万円超の部分にのみ4%が課税されます。多くの中小法人は影響を受けません。詳細は防衛特別法人税 計算ツールで確認できます。
退職所得控除の「10年ルール」はどう影響しますか?
2026年1月1日以後に受け取る退職一時金から適用されます。iDeCo一時金受取後9年以内に退職金を受け取ると控除が制限されます。例えば60歳でiDeCoを受け取り65歳で退職金を受け取る場合(間隔5年)は控除額が減り、手取りが数十万円変わるケースもあります。詳細はiDeCo+退職金 同時受取比較ツールで試算できます。
在職老齢年金の基準額引き上げで何が変わりますか?
2026年4月から支給停止基準が月51万円から月65万円に引き上げられました。例えば月収40万円で老齢厚生年金10万円の場合、旧基準では合計50万円が51万円以下のため全額支給でしたが境界が広がりました。月収50万円・年金15万円(合計65万円)でもちょうど全額支給になります。出典: 厚生労働省
本ページについて
本ページは国税庁 No.1199・No.1410(2026-05-27確認)、財務省 令和8年度税制改正大綱(2025年12月26日閣議決定)、厚生労働省、こども家庭庁の公的一次ソースに基づき作成しています。監修者は設置していません(架空の監修者表記は行いません)。個別の税務判断・社会保険手続きについては税理士・社会保険労務士または最寄りの税務署・年金事務所にご相談ください。
PR

税金・確定申告のおすすめ本

※Amazon.co.jpのアソシエイトとしてサイト運営者は適格販売により収入を得ています。 書籍の価格・在庫状況はAmazonページでご確認ください。