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特定親族特別控除 計算ツール(大学生バイト・150万円対応)

令和7年分から新設の特定親族特別控除に対応。給与収入123万円以下は特定扶養控除63万円、123万円を超えても特定親族特別控除に切り替わり、188万円まで控除が続きます。どちらの控除も受けられない収入帯はありません。

2026-08-26 確認済み 国税庁No.1177/No.1180・仙台市/大阪市(住民税)で実測確認
このツールでわかること
入力
子の年齢グループ
0万 123万 150万 188万 200万
0万 750万 1500万〜

※ 親の年収が高いほど税率が上がり、控除が適用される時の節税効果が大きくなります。

控除の適用状況
特定扶養控除(63万円)
¥630,000
親の課税所得から控除される金額(所得税)
✓ 扶養控除 適用(123万円以下)
親の節税効果(年間)
¥126,000
123万円まであと
あと 23 万円
月収換算: / 月の上限目安: 約 102,500円
親の概算税率: 20%(所得税) + 10%(住民税)
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特定親族特別控除とは?2025年新設の制度を解説

令和7年度税制改正で新設された「特定親族特別控除」は、従来の特定扶養控除(103万円ルール)を大幅に緩和する制度です。同じ改正で扶養親族の所得要件も合計所得48万円(給与収入103万円)から合計所得58万円(給与収入123万円)に引き上げられており、この2つはセットで理解する必要があります。

2026-08-26に一次ソースを確認しています(国税庁 No.1177 特定親族特別控除国税庁 No.1180 扶養控除)。

従来の制度との違い

項目 〜2024年 2025年分〜
扶養親族の所得要件 合計所得48万円(給与収入103万円) 合計所得58万円(給与収入123万円)
控除63万円が維持される上限 103万円(合計所得48万円) 150万円(合計所得85万円)
最大控除額(所得税) 63万円 63万円(維持)
段階控除の上限 なし(超えた瞬間ゼロ) 188万円まで段階的に控除
適用開始 2025年分(令和7年分)

子の年収別・親の控除額早見表(2025年分〜)

19〜22歳の大学生のアルバイト年収(給与収入)ごとの、親の所得税控除額・住民税控除額・節税効果(親の年収500万円想定)をまとめました。

出典: 国税庁 No.1177 特定親族特別控除(所得税)・仙台市大阪市(住民税・両者の表が全行一致することを実測)(2026-08-26確認)

子の年収(給与) 所得税
控除額
住民税
控除額
合計節税
(親年収500万・所得税20%+住民税10%)
区分
123万円以下 63万円 45万円 17.1万円 特定扶養控除
123万円超〜150万円 63万円 45万円 17.1万円 特定親族特別控除
150万円超〜155万円 61万円 45万円 16.7万円 特定親族特別控除
155万円超〜160万円 51万円 45万円 14.7万円 特定親族特別控除
160万円超〜165万円 41万円 41万円 12.3万円 特定親族特別控除
165万円超〜170万円 31万円 31万円 9.3万円 特定親族特別控除
170万円超〜175万円 21万円 21万円 6.3万円 特定親族特別控除
175万円超〜180万円 11万円 11万円 3.3万円 特定親族特別控除
180万円超〜185万円 6万円 6万円 1.8万円 特定親族特別控除
185万円超〜188万円 3万円 3万円 0.9万円 特定親族特別控除
188万円超 0円 0円 ¥0 控除なし

※ 給与収入123万円以下は従来の特定扶養控除、123万円超〜188万円以下は特定親族特別控除です。両者は123万円で連続しており、どちらも受けられない収入帯はありません。
※ 節税効果は親の年収500万円(所得税の限界税率20%・住民税10%)で試算。所得税と住民税は控除額の段の切り方が違うため、それぞれの控除額に別々の税率を掛けています。実際は上のツールで親の年収を入力して確認してください。

月いくら稼いでいいか?年収ライン別の月収換算

「年収○○万円を超えないために月いくらまで稼げる?」という逆算です。シフト調整の目安にしてください。

年収目標 月収換算(12等分) 時給1,100円なら月○時間 ポイント
103万円 約 85,800円 約 78時間 かつての壁。令和7年分からは超えても控除は消えない
123万円 約 102,500円 約 93時間 特定扶養控除(63万円)の上限。超えると特定親族特別控除に切替
150万円 約 125,000円 約 114時間 控除63万円が続く上限。ここから段階的に逓減
160万円 約 133,000円 約 121時間 段階控除 51万円(所得税)/子本人に所得税がかかり始めるライン
170万円 約 141,700円 約 129時間 段階控除 31万円(所得税)
180万円 約 150,000円 約 136時間 段階控除 11万円(所得税)
188万円 約 156,700円 約 142時間 段階控除の下限ライン(3万円)。超えると控除ゼロ

※ 時給1,100円は全国最低賃金の目安です。実際の時給・労働時間に合わせて調整してください。
※ 160万円の行の「51万円」は給与収入155万円超〜160万円以下の段の控除額です(160万円を1円でも超えると41万円の段に移ります)。

控除が途切れる収入帯はない|123万円で特定扶養控除から切り替わるだけ

「103万円を超えてから150万円までは、どちらの控除も受けられない」という説明を見かけますが、そのような収入帯は制度上ありません。令和7年度税制改正で扶養親族の所得要件が合計所得48万円(給与収入103万円)から合計所得58万円(給与収入123万円)に引き上げられ、そこを超えた層はそのまま特定親族特別控除(合計所得58万円超〜123万円以下=給与収入123万円超〜188万円以下)に接続するためです。

2つの控除は給与収入123万円ちょうどで途切れなくつながっており、控除額が1円も出ない収入帯は存在しません。「103万円以内に抑える」「150万円を超えるまで我慢する」といった就労調整は、令和7年分以降は不要です。

連続していることの具体例(19〜22歳の子・所得税の控除額)
子の年収が110万円 → 特定扶養控除 63万円
子の年収が130万円 → 特定親族特別控除 63万円(金額は変わらない)
子の年収が150万円 → 特定親族特別控除 63万円
子の年収が155万円 → 特定親族特別控除 61万円(ここから2万円ずつ・10万円ずつ逓減)

代わりに注意すべき4つのライン

控除が途切れる収入帯ではなく、実際に手取りや税負担が変わるのは次のラインです。

つまり、税制上の控除を理由にシフトを削る必要はなく、意識すべきは社会保険(106万円・130万円)と、親の控除がなくなる188万円です。出典: 国税庁 No.1180 扶養控除国税庁 No.1177 特定親族特別控除(2026-08-26確認)

よくある質問

大学生のバイトが103万円を超えると何が起きる?
結論:令和7年分からは103万円を超えても親の控除は消えません。
扶養親族の所得要件が合計所得48万円(給与収入103万円)から合計所得58万円(給与収入123万円)に引き上げられたため、19〜22歳の子なら給与収入123万円以下まで特定扶養控除(所得税63万円・住民税45万円)が続きます。
さらに123万円を超えても特定親族特別控除に切り替わり、給与収入188万円まで控除が段階的に続きます。控除がゼロになるのは188万円を超えたときだけで、どちらの控除も受けられない収入帯は存在しません(国税庁No.1180・No.1177)。
特定扶養控除と特定親族特別控除の違いは?
結論:子の給与収入123万円以下なら特定扶養控除(所得税63万円・住民税45万円)、123万円超〜188万円以下なら特定親族特別控除(段階控除)です。
特定扶養控除: 合計所得58万円以下(給与収入123万円以下)の19〜22歳が対象。所得税63万円・住民税45万円。
特定親族特別控除: 令和7年分から新設。合計所得58万円超〜123万円以下(給与収入123万円超〜188万円以下)の19〜22歳が対象。所得税は63万〜3万円、住民税は45万〜3万円の段階控除。
両者は給与収入123万円で途切れずにつながっているため、控除が受けられない空白の収入帯はありません(国税庁No.1177参照)。
2026年から大学生の扶養控除はどう変わる?
結論:令和7年度税制改正で2つの見直しが同時に入り、子の給与年収150万円までは親の控除63万円が丸ごと維持されるようになりました。
1つ目は扶養親族の所得要件の引き上げ(合計所得48万円=給与収入103万円 → 合計所得58万円=給与収入123万円)。2つ目が特定親族特別控除の新設(給与収入123万円超〜188万円以下の19〜22歳が対象)です。
特定親族特別控除は給与収入150万円までは所得税63万円のままなので、123万円以下の特定扶養控除と合わせて150万円まで63万円が続きます。150万円超からは61万円・51万円…と段階的に下がり、188万円超でゼロです(国税庁No.1177、2026-08-26確認)。
103万円の計算はいつの収入を対象にする?
結論:1月1日〜12月31日の年収合計で判定します。なお令和7年分からの判定ラインは103万円ではなく123万円です。
扶養控除の判定は1月1日〜12月31日の年収合計が基準です。月単位ではなく年収総計で判定するため、年途中で収入が増えた場合も年末時点の年収合計で判定されます。
合計所得58万円以下(給与収入123万円以下)なら特定扶養控除、それを超えても給与収入188万円以下なら特定親族特別控除の対象です。アルバイトの場合は勤務先から発行される源泉徴収票の「支払金額」が年収となり、掛け持ちしている場合は全ての収入を合算します。
親の年収が高い場合は扶養控除の効果が大きい?
結論:はい、親の年収が高いほど控除が適用された時の節税効果は大きくなります。
所得税は累進課税のため、高収入ほど税率が高くなります。
例えば親の年収500万円(所得税の限界税率20%)で特定親族特別控除61万円が適用されると、所得税で約12.2万円・住民税で約4.5万円(合計約16.7万円)の節税です。親の年収800万円(税率23%)なら所得税だけで約14万円の節税になります。本ツールで親の年収を変えながら影響額を確認してみてください。
特定親族特別控除はいつから適用される?
結論:所得税は2025年分(令和7年分)の年末調整・確定申告から、住民税は令和8年度分から適用されます。
2025年12月1日に施行されたため、2025年分の年末調整で「給与所得者の特定親族特別控除申告書」を勤務先に提出することで適用を受けられます。
2025年分の年末調整を終えた方は確定申告で還付申告も可能です(国税庁No.1177 2026-08-26確認/国税庁「令和7年度税制改正による基礎控除の見直し等について」 2026-05-26確認)。
子の年収が150万円を少し超えたら損?
結論:150万円を超えても段階控除があるため「超えた瞬間に損」にはなりません。
子の年収が150万円超〜155万円以下であれば親の所得税控除額は61万円(150万円以下の63万円から2万円減のみ)で、住民税の控除額は45万円のまま変わりません。急に控除がゼロになるわけではなく、188万円まで段階的に減少します。
給与収入123万円以下の特定扶養控除と123万円超の特定親族特別控除は途切れずにつながっているため、控除が受けられない収入帯はありません(国税庁No.1177参照)。
大学生が月いくら稼いだら150万円になる?
結論:1ヶ月あたり約125,000円(12ヶ月で150万円)が目安です。
150万円÷12ヶ月=125,000円/月です。ただし12月は余裕を持たせた運用が安全です。
時給別の必要時間: 時給1,000円なら月125時間 / 時給1,100円なら月約114時間 / 時給1,200円なら月約104時間。就業規則・社会保険の要件も確認してください。
特定親族特別控除の申告書はどこで入手する?
結論:国税庁のウェブサイトまたはe-Taxから入手できます。
「給与所得者の特定親族特別控除申告書」という書類です。年末調整の際に勤務先から配布される場合もあります。
すでに2025年分の年末調整が完了している場合は、確定申告(還付申告)で控除を受けることができます(国税庁「令和7年度税制改正」2026-05-26確認)。
子が複数いる場合、それぞれに特定親族特別控除を適用できる?
結論:はい、19〜22歳の子が複数いる場合はそれぞれに適用できます。
子ごとに給与収入の判定が行われ、それぞれ控除額が計算されます。判定は各自の給与収入が123万円以下(特定扶養控除)か、123万円超〜188万円以下(特定親族特別控除)かで個別に行われます。
複数人分の控除を合算する場合や、状況が複雑な場合は税理士や税務署への確認をお勧めします。
免責事項
本ツールは概算です。実際の税額は確定申告・年末調整で確定します。税率は概算適用のため、正確な金額は税理士・税務署にご確認ください。住民税の控除額は自治体が公表している段階表(仙台市・大阪市で全行一致を実測)に基づいていますが、住民税の非課税限度額など一部の取り扱いは自治体により異なります。

参考公式ソース

最終更新: 2026-08-26 / 令和7年度税制改正(特定親族特別控除)対応版

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