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エクセルで労働時間を計算する方法

MOD関数・HOUR関数・TIME関数のコピペ計算式と、コピペで使える勤怠管理テンプレートの作り方を解説します。Webの簡易計算ツールも利用できます。

最終更新:

簡易計算ツール(ブラウザ版)

エクセル不要。出勤・退勤を入力するだけで実働時間を計算します。

実働時間
8時間00分
拘束時間(出退勤の差)
9時間00分
1日8時間の超過分
0時間00分
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このツールで扱わないこと

エクセルの基本計算式(コピペ可)

以下のシート構成を前提にしています。B列=出勤・C列=退勤・D列=休憩時間(時刻形式。1時間は 1:00)・E列=実働時間・F列=残業時間。

実働時間を計算する式(日跨ぎ対応)
=MAX(MOD(C2-B2, 1) - D2, 0)

MOD(退勤-出勤, 1) で日跨ぎ勤務(22:00→翌6:00 等)にも対応します。D列の休憩は時刻形式で入力します(1時間なら 1:00)。数値の 1 を入れると24時間分を引いてしまいます。「60」のように分を数値で入れたい場合は、式を =MAX(MOD(C2-B2, 1) - D2/1440, 0) に変えてください。

1日8時間を超えた時間を計算する式
=MAX(E2 - TIME(8, 0, 0), 0)

TIME(8,0,0) = 8時間00分。実働時間が1日8時間を超えた分だけを出します。算出するのは1日8時間の超過分だけです。週40時間の超過、変形労働時間制、所定労働時間が8時間未満の会社の法内残業は判定しません。法定時間外労働としての最終判定には使えません。

月間合計時間を正しく表示する設定
=SUM(E2:E32)
→ セルの書式設定「ユーザー定義」に [h]:mm と入力

注意: 書式を [h]:mm(角括弧付き)にしないと、24時間超でリセットされて誤表示になります。

よく使う関数一覧

関数 用途 例
MOD(a, b) 日跨ぎ時刻差 =MOD(C2-B2, 1)
TIME(h, m, s) 時刻定数作成 =TIME(8, 0, 0)
HOUR(a) 時間部分を整数で取得 =HOUR(E2)
MINUTE(a) 分部分を取得 =MINUTE(E2)
MAX(a, 0) マイナスを0に補正 =MAX(E2-TIME(8,0,0), 0)
SUM + [h]:mm 月間合計(24h超対応) =SUM(E2:E32)

シンプルな勤怠管理テンプレート(構成例)

A列: 日付       → 2026/5/1
B列: 出勤時刻   → 09:00
C列: 退勤時刻   → 18:00
D列: 休憩時間   → 1:00  (1時間の場合)
E列: 実働時間   → =MAX(MOD(C2-B2, 1) - D2, 0)
F列: 8時間超過 → =MAX(E2 - TIME(8, 0, 0), 0)
G列: 備考       → 任意

合計行(E34)  → =SUM(E2:E32) ※書式: [h]:mm

使い方(3ステップ)

  1. 上記シート構成でヘッダー行(A〜G列)を作成する
  2. E2・F2に計算式を入力し、下方向にコピーする
  3. E列の合計セルを [h]:mm 書式に変更して月間合計を確認する

よくある質問

エクセルで労働時間を計算するには何関数を使いますか?

結論:MOD関数と [h]:mm 書式の組み合わせが基本です。基本はMOD関数で時刻差(日跨ぎ対応)、HOUR・MINUTE関数で時・分を取り出します。表示形式を [h]:mm にすると24時間超の合計も正確に表示できます。

日跨ぎ勤務(深夜0時をまたぐ)の計算はできますか?

結論:できます。MOD(退勤-出勤, 1) の式で日跨ぎを自動判定します。22:00出勤→翌6:00退勤でも MOD(C2-B2,1) で正しく8時間と計算されます。

残業時間だけを計算する方法は?

結論:MAX(実働時間 - TIME(8,0,0), 0) で1日8時間を超えた時間を求められます。会社の所定労働時間が異なる場合は TIME(7,30,0) などに変更できますが、求められるのは「その時間を超えた分」だけです。週40時間の超過、変形労働時間制、法定内残業と法定時間外の区別は判定しません。

月間合計時間の表示がおかしい場合は?

結論:書式設定を [h]:mm(角括弧付き)に変更してください。SUM関数で合計した後、セルの書式設定を「ユーザー定義 → [h]:mm」に変更してください。角括弧なしの h:mm では24時間でリセットされます。

Google スプレッドシートでも使えますか?

結論:MOD・HOUR・MINUTE関数はスプレッドシートでも動作しますが、書式設定の操作方法が異なります。24時間を超える合計は、累積時間を表示できる表示形式に設定してください(具体的なメニュー名はスプレッドシートの版により異なるため、ここでは案内していません)。

関連ツール

計算ナビ 編集部|最終更新: 2026年10月11日| 公式ソース: 厚生労働省「労働時間・休憩・休日」
免責事項
本ツールおよびエクセル計算式は概算用です。実際の労働時間・残業代は就業規則・雇用契約・労使協定の内容によって異なる場合があります。具体的な計算や労働条件の確認は勤務先または社会保険労務士にご相談ください。