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犬のカロリー計算ツール(RER・DER)

犬の体重・年齢・避妊去勢・活動レベルを入力するだけで基礎代謝量(RER)・日必要カロリー(DER)・フード推奨給与量を自動計算。

こんな方向け:愛犬の肥満・痩せすぎが気になる方、フードの適切な給与量を知りたい方、ダイエット・体重管理中の犬を飼っている方

このページで分かること(結論サマリー)

犬の情報を入力

kg

現在の実測体重を入力してください

kcal/100g

フードの袋・公式サイトに記載の数値。入力すると推奨給与量(g)も計算します。0は未入力として処理。

RERとDERの計算式

RER(Resting Energy Requirement:安静時エネルギー要求量)

RER = 70 × 体重(kg)^0.75(kcal/日)

犬が安静にしているだけで消費する基礎的なエネルギー量です。代謝体重(体重の0.75乗)を使うことで、小型犬から大型犬まで体格差を補正して計算します。この計算式はNRC(米国科学アカデミー栄養委員会)が2006年に定めた「Nutrient Requirements of Dogs and Cats」を根拠としています。なおAAFCOはフードの栄養基準とラベル表示規則を定める団体で、この算定式自体は公表していません。

DER(Daily Energy Requirement:1日エネルギー要求量)

DER = RER × 活動係数(ライフステージ・避妊去勢・活動量)

NRC「Nutrient Requirements of Dogs and Cats(2006)」
活動係数(MER係数)の目安
状況 活動係数
成長期(パピー)2.0
未去勢・未避妊(成犬)1.6
去勢・避妊済み(成犬)1.4
シニア犬(7歳以上)1.2〜1.4
減量中1.0(理想体重で計算)
高活動(競技・作業犬)2.0〜8.0

出典:NRC(全米研究評議会)「Nutrient Requirements of Dogs and Cats」2006年版。係数は犬の状態・品種・環境によって変動します。

NRC(全米研究評議会)「Your Dog's Nutritional Needs」

体重別 DERの目安(去勢済み成犬・維持)

体重 RER(kcal/日) DER(kcal/日)×1.4 代表犬種
2kg118kcal165kcalチワワ
5kg234kcal328kcalトイプードル
10kg394kcal551kcalビーグル
20kg662kcal927kcal柴犬・スパニエル
30kg895kcal1,253kcalゴールデン・ラブラドール
50kg1,320kcal1,848kcalグレートデン等

よくある質問

犬の1日に必要なカロリーはどう計算しますか?

結論:DER式(RER×活動係数)で算出します。RER(基礎代謝量)= 70 × 体重(kg)^0.75 kcal/日。例:体重5kgの成犬:RER = 70×5^0.75 ≈ 234kcal、DER = 234×1.4 ≈ 328kcal(去勢済み)→約350kcalが1日の目安です。この計算式はNRC(2006年)に基づくものです。

犬のフードの給与量はどうやって決めますか?

結論:DER(日必要カロリー)÷ フードのカロリー密度(kcal/g)で1日の推奨給与量(g)を算出します。おやつはDERの10%以内に抑え、残り90%をフードでカバーするのが獣医栄養学の一般的な目安です。製品パッケージの給与量目安も併せて参照してください。

環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」

避妊・去勢した犬はカロリーを減らすべきですか?

結論:はい。活動係数を去勢前1.6から去勢後1.4へ約12.5%下げる必要があります。基礎代謝が下がり太りやすくなるため、同じフード量だと過剰摂取になります。獣医師の指示のもと給与量を見直しましょう。

犬の肥満・痩せすぎの見分け方は?(BCSとは)

結論:BCS(ボディコンディションスコア)で評価します。5段階評価ではBCS3が理想、BCS4〜5は肥満傾向、BCS1〜2は痩せすぎ。9段階評価ではBCS4〜5が理想、BCS7以上が肥満の目安とされます。肋骨を触って適度な圧力で確認できる状態が理想的とされます(出典:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」・日本獣医師会)。

日本獣医師会

シニア犬はカロリーを減らすべきですか?

結論:活動係数1.2〜1.4でカロリーを抑えるのが一般的です。7歳以上のシニア犬は活動量が減るためですが、筋肉量維持のためたんぱく質は減らしすぎず、必要に応じて獣医師にご相談ください。

ライフステージで必要カロリーは何倍違いますか?

結論:パピー2.0倍・成犬1.4〜1.8倍・シニア1.2〜1.4倍が目安です。成長期のパピーは骨格や筋肉の発達に大量のエネルギーが必要なためRERの2.0倍、成犬は去勢有無で1.4〜1.6倍、シニアは活動低下で1.2〜1.4倍となります(出典:NRC)。

おやつは1日何kcalまで与えてよいですか?

結論:DER(1日必要カロリー)の10%以内が上限の目安です。獣医栄養学では一般に、おやつ・補助食がDERの10%を超えると主食フードの栄養バランスが崩れるリスクを指摘しています。例:DER350kcalの場合おやつは35kcal/日まで。低カロリーおやつや野菜(与えてよい種類のみ)を上手に活用しましょう。

減量中の給餌量はどう調整しますか?

結論:DER×0.7〜0.8(70〜80%)に減らし、月1〜2%の体重減を目標にします。急激な減量は健康を害するため、現在の体重ではなく「理想体重」のRERに係数1.0を掛けた値を目安にし、2〜4週間ごとに体重を測って調整してください。獣医師の指導のもと進めるのが望ましいです。

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計算ナビ 編集部|最終更新: 2026年5月9日(NRC・環境省ペットフードGL等を最新確認)| 参考:NRC「Nutrient Requirements of Dogs and Cats」2006年版、環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査2024」アニコム「家庭どうぶつ白書2024」
一般社団法人 ペットフード協会
免責事項
本ツールの計算値は一般的な目安です。犬の体重管理・疾患がある場合は必ず獣医師にご相談ください。フードの給与量は製品パッケージの指示も参照してください。